学生時代はどのような勉強や取り組みをしていましたか
学生時代から IT に興味を持っていたので、高校・大学を通して IT 関係の勉強をしてきました。
物作りが好きだったこともありプログラマーを目指して、高校時代に C や C++ などの言語を勉強しプログラミングの基礎やアルゴリズムの考え方などを習得しました。大学に入ってからは、多くの分野に対応できるようになるために、新しい技術など色々な情報に目を向けるようになり、ローコード開発や Python などについて学習をしてきました。
学生時代に自分が一番取り組んだきたことは何ですか
コンピューター関連全般に興味があり色々なテクノロジーに触れてみたかったので、時間の許す限り色々なことにチャレンジをしてきました。
プログラム開発以外では、ハードウェア関連や 3D モデリング、DTM (デスクトップミュージック) などが気に入って取り組んでいた分野です。特にハードウェア関連ではコンピューターの自作に一時期はまっていたので、その時は最新のパーツ情報を確認しながら、いかにコストパフォーマンスよく高性能な PC やサーバーを構築できるのか考えるのが楽しかったです。
なぜプロアクシアコンサルティングを選択したのですか
就職を考えるにあたって、いろいろな会社の情報を集めました。
IT 分野で色々な新しい技術にチャレンジしていきたい考えがあったため、ある特定のサービスや分野に注力している会社ではなく、色々な分野で幅広く活動している会社を探していました。
会社説明会で過去の対応案件や注力している技術分野などの説明を受けた際に、自分が興味を惹かれる多くの分野で活躍していることが確認できました。また、会社の方針として社員が興味を持った分野の案件に、優先して参画させていただけできそうだと感じたことが決め手でした。
それ以外では、就職担当の人の対応も親切で、入社に向けてのやり取りが円滑にできたこともプラス要因でした。
入社後4月から6月の間の新人研修を受けて学んだことは何ですか
新人研修では、IT の基礎知識と社会人に求められるビジネスマナーやビジネススキルについて学習しました。
IT の基礎知識については、学生時代に学習していたこともあり、あまり苦労することはなかったですが、ビジネスマナーやビジネススキルについては全然経験がなかったので、多くのことを学習することができました。
ビジネスマナーやビジネススキルについては、外部研修の受講だけでなく日々の研修や報告会の中でも繰り返し実践してきたので、研修が終わるまでにはある程度習得することができました。
最近はリモートでの仕事も多く、お客様と直接お会いする機会が少ないため、なかなか学習した内容を実践することができておりませんが、忘れてしまう前にどんどん実践して慣れていきたいです。
お客様プロジェクトに参画してみてどうですか
今まで何件かのプロジェクトに参画して、設計・検討の上流工程からリリースまでの工程を経験することができて多くのことを学びました。
学校ではプログラム言語や開発手法については学習しましたが、お客様の要望をシステム化するために利用するサービスの評価や技術検証を行ってシステム構成を検討するなどの設計段階の経験はなかったので、日々新しく学習することばかりでした。
プロジェクトに参画したことで、システムを構築する際の流れや各工程でどういったことをするのかを理解することができました。特に設計段階では、お客様の求めている機能をどうやれば実現できるのか検討するだけでなく、導入時や導入後の運用コストやメンテナンス性、すでに稼働している他システムと親和性など、色々な観点で考慮することが多いため、幅広い知識と多くの経験が必要だと実感しています。
プロジェクトではどのような役割を担当していますか
最初の案件では、開発とテストの工程を中心に担当しました。
特にテスト工程では、テスト作業だけでなくチェックリストを準備するところから担当したことで、プログラムが正常に動作することを評価するためにどういった確認が必要かを理解することができました。
これにより、プログラムを開発するの際の視野が広がった気がしますので、より正確で安定したプログラムを開発することができるようになると思います。
最近の案件では、クラウドシステムの移行案件に従事しており、設計段階での技術検証や評価作業を担当しております。
検証作業では、技術的に実現可否を判断するのと合わせて、どうやれば効率的にお客様の要望事項を実現できるのかを検討する必要があるので、利用する製品やサービスの仕様を深く理解するのに苦労しています。
プロジェクトに参画して学んだことは何ですか
プロジェクトに参画してみると、学生時代の開発では考慮してなかった多くのことを検討する必要があり、自分だけで解決できないことも多くあることに気づきました。
開発中の課題についても、自分自身で調査して考えた解決策を見つけ出すことはしてましたが、その解決策が適切であるのかや、他にいい対応方法がないのかなど、深く検討することが不足していました。
課題や問題について自分で考えることは大事ですが、一人だけで抱えるのではなく自分で考えた結果を整理したうえで、先輩方に相談して適切な回答を導きだせるように心がけたいと思います。
これからどのようなエンジニアになっていきたいですか
今はプログラミングを中心に担当していますが、将来的には提案や要件定義などの上流工程から担当できるエンジニアを目指していきたいと思います。特に、提案や要件定義段階では、お客様の抱えている課題や実現したい目標などをよく理解し、本当に必要なことを見極めて提案できるようになっていきたいです。
このためには、開発能力だけでなく、業務知識、インフラやサービスなどの製品知識など、色々な分野の幅広い知識が必要になってくるので、まずは担当しているプロジェクトで利用した製品や業務知識を習得し、自分の知識の幅を広げていたいです。
プライベートと仕事のバランスはどうですか
プログラムのリリース前など、どうしても忙しい時期はありますが、それ以外は過度な残業もなく休暇も取りやすい雰囲気ですので、うまくバランスはとれていると思います。
忙しい時期についても、メンバー間でフォローしあいながら、特定の人に業務が偏らないように心がけているので、過剰な負荷にならずに円滑に進めれています。
オフの日には、趣味のダンスなどで体を動かす事でリフレッシュしています。
これからの抱負を教えてください
今の段階では、まだ周りのメンバーからフォローしてもらって支えられている立場ですが、今後は後輩も入ってくると思いますので、少しでも支える側になっていきたいと考えています。
このためには、まずは自分の得意な分野の知識を深めて、人に教えれるレベルになりたいと思います。